マラソンのように運動をすると乳首が擦れて痛いという方はたくさんいます。
中には擦れない方もいますが、どうして個人差があるのでしょうか。
また、この悩みを解決してくれる対策はあるのか気になるところです。
運動中に擦れて痛くなる
よく聞くのはマラソン選手ですが、陸上選手のほかにも体を動かすとユニフォームと地区部が擦れて痛いと訴える方はたくさんいます。
短時間の運動なら特に問題がありませんし、瞬発力が必要となるスポーツよりも、マラソンのように長時間上下に揺れるような運動はシャツと乳首が長時間擦れてしまいます。
その結果痛みも伴うわけです。
中には擦れすぎて肌が傷つき、乳首から出血する方もいるぐらいです。
痛いのを我慢して走り続けていたら、いつの間にかユニフォームが血だらけになっていたという話も珍しくありません。
擦れやすい人がいるってホント?
同じ人間ではありますが、人それぞれ体質や体格も違いがあります。
乳首が擦れて痛いと訴える方の多くは乳首の大きさがある場合がほとんどです。
そのほか乳首自体は小さいけれど全体的に飛び過ぎている形の場合もシャツとの摩擦が厳しくなります。
運動と言っても運動量の少ないスポーツや瞬発力のいるスポーツはそれほど大きい摩擦は生じません。
マラソン、サッカーのように長い時間体を動かすスポーツだと乳首とシャツが擦れる摩擦時間が長引くため、乳首が痛くなりやすいでしょう。
アイテムを使って痛みをなくそう
乳首が擦れて痛いのを我慢する必要はありません。
今は便利なものが売られています。
乳首に貼るタイプの絆創膏です。
ニップルシールですが、乳首に貼るために開発されているので、通常の絆創膏に比べて粘着部分の刺激が弱く、なおかつ剥がす時に痛みがないのもニップルシールのメリットではないでしょうか。
もちろん動いているときに剥がれるようなこともないので、マラソンやサッカーのように長時間シャツと乳首が擦れる状態を回避できます。
市販の絆創膏でも乳首を保護出来そうな気がしますが、実はあの粘着部分が乳首の薄い皮膚には刺激が大きすぎます。
剥がす時に皮膚を傷めてしまう可能性があるためおすすめできないのです。
ニップルシール以外にも、例えばワセリンやクリームを事前に乳首へ塗っておくと膜を作ることができます。保護膜によって乳首を摩擦から守ることができます。
あとは摩擦を無くすために肌にピタッとフィットするシャツを着るのもおすすめです。
これなら摩擦が生じませんから乳首が痛くなることもないでしょう。
素材は肌触りの良いタイプ、さらにシルクのように肌触りが優しいタイプを選ぶといいでしょう。